Googleは、2024年2月8日、以前告知していた「Gemini Advanced」の提供開始と、「Gemini」への改名、そして「Gemini」アプリのリリースを発表しました。
「Google Bard」から「Gemini」への改名、アプリのリリースは、以前リークされていた変更ログによりすでに明らかになっていました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
目次
「Gemini」への改名と同時に、URLも変更
実は、「Gemini」への改名と同時に、URLが”bard.google.com“から”gemini.google.com“へと変更されています。
全体的なデザイン変更
デザインも全体的に変更されました。
「Gemini Advanced」がリリース
「Gemini Advanced」は、Gemini が発表された際に同時に発表されたもので、「Gemini Ultra」が使用された「Gemini（旧Bard）」です。
「Gemini Advanced」で進化した点では、拡張されたマルチモーダル機能、さらに優れたコーディング機能、ファイル、ドキュメント、データなどをアップロードすることが可能です。 ※2024年2月11日現在では、ファイル、ドキュメント、データなどをアップロードすることはできません。
また、「Gemini Advanced」は月額2,900円で利用できる「AI プレミアム（2TB）」を契約することによって利用できますが、契約開始から2ヶ月間は料金無しで利用できます。
さらに、「AI プレミアム（2TB）」を契約後に期間内（2024年7月31日まで）に5TB以上のプランを契約したとしても、追加料金無しで「Gemini Advanced」を利用することが可能です。
現在 「Gemini Advanced」に搭載されているのは「Gemini Ultra 1.0」で、英語に最適化されていますが、日本語でも利用できます。
使用モデルは、左上のメニューから変更可能です。
アプリはリリースも、日本では今週の月曜日に利用可能に
そして、「Gemini」アプリもリリースされました。
現在できることは、Web版とほぼ同じですが、画像や画面に表示されている内容を使用して会話することも可能です。
これはあまり知られていない事実ですが、「Gemini」アプリは、「Google アシスタント」のショートカットアプリ名が「Gemini」へ改名されたものなので、Google アプリのみでも使用できます（起動方法：Google 電源ボタン長押し、ジェスチャーナビゲーションなど）。
iOSの場合はGoogle アプリより利用可能です。
「Gemini」アプリは、英語でのみ現在利用可能で、日本語では利用できません。ですが、アプリ自体は来週の月曜日から日本でも利用できるようにはなる予定だそうです。
Google Play Store
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.bard&pli=1
前述の通り、公式の情報では、「Gemini」アプリは現在、英語でのみ使用可能であり、日本のGoogle Play Store では配信されていません。 ※当初は、言語設定を変更したとしても「ロケーションがサポートされていません」というような表示が出て利用できませんでしたが、現在では利用できるようになっています。
補足：「Gemini」アプリは、Android 12以降のデバイスにのみ対応しているようです。
The Google Gemini app is now accessible in multiple regions outside the US
APK
https://mega.nz/file/T743FDAR#SEcgrzyHu4-0KO6uFe0F1bpBDBxQszaJXaX13yN954g
アシスタントの言語は、設定アプリ＞Google＞Google アプリの設定＞検索、アシスタントと設定＞Google アシスタント＞言語
より変更できます。
カナダでの「Gemini」の利用が可能に
カナダにおいて、英語やフランス語を含むサポートされているすべての言語で、Gemini をウェブ版Geminiで利用可能になりました。
Source: Gemini, Google Blog
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